2012年05月30日
ユース選手権6
今回のユース選手権の中でフェアリージャパンが見せた意地
遠藤由華選手の戦線離脱に伴って
補充選手を模索しているフェアリージャパンポーラ
意志ある選手たちが入れ替わること7回
現在のメンバーの深瀬菜月選手、三浦莉奈選手はもちろんですが
杉本選手、国井選手
そして穴久保選手、中津選手、山口選手が演技を披露してくれました
いずれもHoop×Ribbon
合流して約1週間での演技はまだまだ不安定なところが多かったのですが
それでもチャレンジしたどの選手もミスよりもそれぞれの個性が光る演技を見せてくれました
これから先
どのようなメンバーでロンドンの舞台に立つのかわかりませんが
遠藤選手のケガ、と言う大きな挫折を経験しても前へ進む強い意志を見せてくれたフェアリージャパンに勇気をもらいました
どの演技でも心に残ったのは
演技が終わった後の退場の時
田中琴乃選手が必ず後ろにいる選手に言葉をかけていた姿
田中選手の後ろは入れ替わり演技した選手
同じ年齢で同じ大学
きっと助け合いながらチームを引っ張ってきたであろう遠藤選手が離脱して
一番ショックを受けているのは田中選手かもしれない
だからこそリーダーとして後輩たちを守らなければと言うような想いが伝わりました
それぞれの選手にどんな言葉をかけていたのか……
どの選手にも同じように後ろを振り向きながら笑顔で話しかける姿は
私の心をとらえました
スマイル
『君の笑顔が一番好きなんだ
君の笑顔がみんなを幸せにするんだ
だから笑っていてこの青空の下で
君よ強くなれ』
こんな歌が思い浮かびました
フェアリージャパンは
きっとみんなの夢をロンドンの空の下で
大きな花にしてくれると思いました
田中選手の笑顔の向こう側にオリンピックに臨む決意を受け取れた気がします
神様は誰にも平等に乗り越えられない試練を与えない……と信じたい
今年のユース選手権からもたくさんの贈り物をもらえました
Posted by Misuzu at 07:34
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