2009年10月19日

オールジャパン最終日




昨日 一年を締めくくるに相応しいオールジャパンが終わりました

今年は試合の日程がかなり詰まっていた上に
九月には三重で世界選手権が開催され
新体操関係者には本当に忙しく大変なシーズンだったと思います

しかしその見返りとして感動もたくさん残った
新体操の財産がたくさん残ったシーズンでもありました

私も審判としても新しい経験を積み
指導者としても貴重な経験を積み
本当に充実したシーズンだったと思います

まだ今年一年のすべてが終わったわけではありませんが
国体に続きひと区切りができました

自分をいつまでも成長させてくれる新体操に心から感謝です

私の心に残った感動の場面
日本女子体育大学四年の 土橋彩さん
個人総合 8位入賞
表彰式の時 賞状を授与された瞬間に涙 涙 授与した審判長の よく頑張ったね の言葉に涙があふれた姿を見て 私たち審判員も涙
彼女の今までを知る人たちは彼女の涙の重みに感動したと思います
大学四年にして初めて勝ち取ったオールジャパンで種目別決勝も4種目に出場
長く続ける事の大切さ尊さを多くの人に伝えてくれたと思います

今まで一緒に頑張ってきた岐阜の桝中はるなさん
彼女を知ったのは小学生の時
岐阜インターハイの時は小学三年生だったと思います
中澤たちと同学年だった事もあり県は違っても兄弟姉妹のように育って来た仲間です
新体操では数々の記録を残してここまで来ました
自分の夢に向かって新体操から離れる事を決意したと聞きました
これから受験準備に入るそうです
最後の演技となったBall
私は審判をしながら正面から演技を見る事ができました
たくさんの想いが込み上げて来て泣きそうになりました
時は過ぎるものだと実感しました

種目別決勝 井上美実さんのRibbon
それを横で応援する大貫さん

ガンバ〜と大きな声で手を合わせる大貫さんと井上さんの演技が重なりました
一緒に支え合ってここまで来た同志の絆を感じました
終わった後 大貫さんが井上さんに駆け寄り抱き合っていた
私たちは選手の心を受け止めていける指導者であり審判員でありたいなと心から思いました

自分が育って来た環境や所属は関係ない
ただ人の心に届く新体操を求め続けたいな と選手の姿から改めて学びました

全日本新体操選手権
この試合に関わらせてもらえた事に感謝します

そして 伊那西高校の中澤歩 岐阜の 清水 花菜さん20位以内に入りました
新たな目標に向かって努力してほしいです

帰りが遅くなったので夕べは東京にもう一泊

選手にはサプライズのお台場に泊まりました(ニコッ!)

終わりは始まり

またどんな感動の場面が見られるのか
そんな気持ちが自分を走らせるのかなと思います

戦い終わり朝の海を見ながら
これが達成感ていうのかなっていう想いを少し感じる事ができました!


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Posted by Misuzu at 09:56 │日記